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講師・翻訳者: 泉 いづみ

北海道登別市出身。
幌別生まれの幌別育ちで、子供の頃は、山へ行っては虫取り、川へ行っては魚捕りをする男の子のような女の子でした。母は私が「やまとなでしこ」のようなしとやかな女性に育ってほしいと願い、5年間日本舞踊を習いました。が、残念ながら母の願いを叶えてあげることはできず、泥だらけで遊ぶ活発な子供でした。

英語への憧れ

英語への憧れは、小学校4年生の時の担任の先生の影響。宿題を返してくれる時に、赤鉛筆で筆記体でVery good!これが小4の私には、とってもかっこうよく感じたのでした。その後、中学1年生頃から洋画や洋楽に触れはじめ、当時は俳優ジョン・トラボルタの大ファンで、いつか会って英語で話をしたい!その一心で一生懸命勉強し始めました。

いざ!アメリカ留学へ

Arlington_HS高校の廊下で留学生募集ポスターを見つけた瞬間、心に決める!

「そうだ!アメリカへ行こう!」。3か月かけて両親を説得し、晴れて高校2年生の時に1年間のアメリカ留学へ。

全然喋れないのに度胸だけでレッツゴー!スピーキング力ゼロ。度胸だけで、行けば何とかなる!の精神で16歳の時に、いざ!アメリカへ!私の留学先はワシントン州シアトルから車で約45分のアーリントンという小さな町で、メインストリートは1本だけの田舎町。当時まだ27歳という若夫婦の元にホームステイでお世話になりながら公立高校へ通いました。

入学初日はとにかくお友達を作りたくて、カタカナ英語を駆使して、「ハロー!マイ・ネーム・イズ・イヅミ!レッツ・ハブ・ランチ!」と多くの学生に声をかけ、ドン引きされました。よく喋るけど、通じない英語。最初は私のカタカナ英語で多くの人を笑わせ困惑させましたが、大変ありがたいことに「このままでは、いづみはだめだ!」と友人数人の鬼の英語特訓が始まり、アメリカンな英語を私に叩き込んでくれたのです。おかげで学年終了時には、成績優秀者に贈られる賞を受賞しました。

今の私があるのは、留学を許してくれた両親、そしてホストファミリーと友人たちみんなのおかげです。

学生時代

すべてが新鮮で何をやっても楽しくワクワクする毎日だった留学期間を終え、後ろ髪を引かれながら帰国。高校卒業後、もっと英語を知りたくて当時、実践的な英語に強いとされた札幌の北星女子短期大学へ。在学中には知り合った方からスカウトを受け、子供英語教室の講師のアルバイトもさせていただきました。

社会人の私はなんと警察職員

毎日、英語に触れていたい!そんな思いを胸にしまって、卒業後の勤務先は北海道警察本部でした。意外にも警察は英語力が活かせる職場で、学生英語とは違う仕事で使う英語を学ぶ機会をたくさん与えてもらいました。通常勤務の中では、毎日のように外国人来署者の英語対応。時には、部署の垣根を超えて取り調べ通訳の経験もさせていただきました。英語を活かした仕事をしたいという夢が叶ったのです!警察での勤務、最高でした!

オーストラリアで英語ショック

ですが、勤務9年後、オーストラリアへ行く機会が飛び込んできました。
初めてオーストラリアの地を踏んだ私は、愕然としました。
最初は私の英語耳がおかしくなったと思いました。
イギリス英語の流れをくむオーストラリアの英語は、慣れ親しんだアメリカ英語とはリズムから違う!疑問文の語尾もキュンと上がらない。英語で会話していても相手とテンポが違う。使っている言葉も違う。同じ単語なのに発音が違うこともある。北海道弁と関西弁の人が会話しているくらい違うんです。ますます英語が面白い!と感じました。

“郷に入れば郷に従え”ということで再び英語改造にチャレンジの日々が始まったのです。

オーストラリアで働く

brisbaneオーストラリア第2の都市メルボルンにある王立メルボルン工科大学で通訳ディプロマコースに入学し、通訳資格試験合格に向けて勉強の毎日を過ごし、通訳資格取得。
その後、シドニーに半年ほど留学センターでアルバイトしながら滞在後、ブリスベンへ(2032年のオリンピック開催地です)。

通訳資格を取得したものの、生活できるだけの需要がないのが現実。
就労許可取得後、IBMオーストラリアに就職しました。

コンピューターの知識ゼロの私が世界規模のIT企業で勤務するようになり、テクサポからソフトウェア・マーケティングの仕事を経験した後は、長く人事の仕事をしていました。周りには優秀な人ばかり。ビジネス知識、英語の格好いい言い回しなど、盗む、盗む(笑。
さらに通信大学で人事管理基礎の資格やビジネスプロセス改善の手法であるシックスシグマという資格も取得。アメリカ資本の企業は結果を出せなければ失職する厳しい現実はありますが、頑張れば個人の実力アップのバックアップ体制は万全。ビジネスの世界は甘くなかったですが、お給料をいただきながら、資格取得のための資金も出していただきながらの至れり尽くせり。本当に多くのことを学ばさせていただきました。

その傍ら、警察・裁判所・病院などで通訳の仕事もしていました。夜中に空港警察に呼び出され早朝まで取り調べ通訳をし翌朝には裁判所へ。国選弁護人と刑務所へ足を運ぶこともありました。救急病院から呼び出されたり、子供病院で辛い状況の中で通訳することも、出産中パニックになっている日本人のお母さんに電話で声がけしたり。精神力が試される現場が多かったのですが、コアラ基金訪問で野生のコアラを見つけたり、麻薬犬訓練の見学、老人施設訪問、医師や看護師の病院訪問での通訳もさせていただきました。通訳という仕事は、普段、英語を話す・日本語を話すとは違い、英語脳と日本語脳のスイッチを交互に行う技能であり、現場に出向く前の下準備に時間を費やす仕事ですが、一人の人生で経験できるものを遥かに超えた経験ができる仕事だったと思います。なかなか見ることのできない色々な世界を見させていただきました。

オーストラリアでの生活

登別市いずみ英語教室海外で生活することには特別なイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、一旦生活してしまうと日本で生活するのと同じ日常に感じてしまいます。週日は通勤し、必要な際はもちろん残業・休日勤務もあります。普通にサラリーマンをしていました。人事の仕事をしていたので社員から相談を受ける機会が多かったのですが、状況によってはスタバでコーヒーを買って、近くの公園で話をするような自由度はありました。仕事が煮詰まった時には、上司の提案で、お昼時間を長めに取ってみんなでマッサージへ行ったりもしました。仕事以外では、金曜日は勤務後、職場の人たちとパブへ行ったり、友人とディナーやカフェに行ったりと、花金を満喫。お休みの日は、近くの公園でウォーキングやサイクリング、BBQ、時々、ロッククライミングやビーチと自然に触れたり、映画館や美術館で過ごすことが多かったです。友人も国籍さまざまなので、アメリカ英語もイギリス英語もインド英語もアジア英語も、コミュニケーションできて心が通じ合えば、それが英語だ!と英語の固定観念の殻がパカッと割れたのも、ここでの経験のおかげでした。

日本が恋しい

永住権も取り骨を埋めるつもりで来たオーストラリアでしたが、10年以上住んでいるうちに郷愁の想いがフツフツと湧き出てきました。会社に伝えると、「じゃあ1年日本からリモートで仕事しながら考えてみたら」と太っ腹な提案をいただき、甘えさせてもらいました。

その後は登別の民間会社、市役所で国際交流のお仕事を経て、翻訳のお仕事をしながら、2015年7月17日に、両親が元々寿司屋を営んでいた店舗に教室を構え開校しました。開校するにあたって、ビジネス英語・英文法だけじゃ足りない!と思い、小学校英語指導者資格を取得し、子供の英語教育法をみっちり勉強しました。

そして今

オーストラリアで私が目指したのは無国籍英語。母国語臭のないニュートラルな英語を話すよう努めていました。今はどうかというと、日本の学校ではアメリカ寄りの英語なので、できるだけアメリカ英語を使うようにしています(時々、オーストラリア訛りが出ちゃうのはご愛嬌)。でも、日本人なのだから、基本さえ押さえれば日本人らしい英語が一番格好よいと今では思っています。

ありがたいことに教室には3歳から70代の生徒さんが英語を学びに来てくださっています。毎日、みなさんから学ぶことばかりで、生涯勉強だと痛感しています。
翻訳のお仕事はネットベースですが、リピーターさんや長年のお客様がいてくださり、顔も知らないのに仕事仲間や家族のようなお付き合いをさせていただいています。

「言葉はナマモノ」時代の流れとともに日々変化しています。
大好きな登別で、これからも英語をもっと学びながら英語レッスンと翻訳サービスのご提供を頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

とーっても長くなってしまいました。英語を学ぶことが楽しいと思う仲間がもっともっと増えたらいいなという思いでお仕事しています。
ま、まさか最後まで読んでいただける方そうそういらっしゃらないかと思いますが、
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございまいた!


英語関連資格

オーストラリア政府認定機関NAATI通訳者資格

特定非営利活動法人J-Shine小学校英語指導者資格(サイトでの私のプロフィール)←熱く語っています^^;


ブログ開設のお知らせ

英語に関する情報をお届けするブログを開設しました。今はまだかんたんな英文法についての記事を制作中ですが、少しずつ更新していきますので、よろしければご覧ください。

英語イズム:https://blog.eigowiziz.com/