英検について
英検(正式名称:実用英語技能検定)は、その資格が学校や企業・実社会で評価されるため累計1億人超の志望者を数える人気のある英語検定です。1963年に日本英語検定協会が設立され、同年より文部科学省の後援のもと試験の実施を行っています。現在は年3回、全国の主要都市部で検定試験が実施されている他、コンピュータで受験する英検S-CBTも原則、毎週土日に実施しています。
5級(中学初級程度)・4級(中学中級程度)・3級(中学卒業程度)・準2級(高校中級程度)・2級(高校卒業程度)・準1級(大学中級程度)・1級(大学卒業程度)と7つの級に設定されています。
英検の試験は、4級・5級は一次試験のみ、1級・準1級・2級・準2級・3級は一次試験および二次試験の結果で合否判定されます。一次試験では、筆記試験とリスニングテストがマークシート方式で行われます。1級~3級では英作文問題が記述式となっています。
二次試験は、面接委員との個別面接であり、スピーキングとコミュケーションスキルが採点内容に含まれています。
英検のメリット
- 読む・書く・聞く・話すの英語の4技能をバランスよく習得できる
- 英検合格を目標にすることで、学習意欲を持続することができる
- 多くの高校・大学の入学試験や単位認定で優遇される
- 世界各国の教育機関で留学時の語学力証明資格に認定されている
- 就職・社内昇給などで評価される
当教室での英検対策レッスン
当教室では、主に英検の過去問題を活用したレッスンを行っています。実際に出題された過去の問題を数年に渡って解いていくことで、英検の出題形式に慣れるとともに、頻出される英単語・熟語・表現などの傾向をつかむことができるからです。
例えば、英検3級の問題を見てみましょう。
2016年第2回
A: Did you hear about Tony’s car ( ) ?
B: Yes. I visited him in the hospital yesterday.
① package ② ceremony ③ accident ④ decoration
2014年第3回
A: What happened to your arm?
B: I had an ( ) when I was riding my bike.
① accident ② assistant ③ action ④ alarm
正解は、どちらも accident です。
これはほんの一例ですが、過去の問題を解いていくことで、頻出される語彙を何度も解いていくため、しっかり覚えていくことができます。
また多くの方が苦手とする長文読解問題についても、重要となる英文法や英語表現について詳しく説明していきます。長文読解問題には、メール文や教養を深める社会的な題材(環境・歴史・人物など)を取り上げています。長い文章でもちょっとしたコツを掴むことで、容易に読み解くことができるようになります。
3級以上からはライティングの技能も要求されます。実際に書いた文章を添削し、一人ひとりの特性を活かしながら、合格基準に達する英作文の技能を習得できるアドバイスをしています。
リスニングについても指導しています。英語のリスニングは、単語の発音をわかっているだけで聞き取れるわけではありません。リエゾン(英語の単語と単語の繋がりで音が変化すること)やイントネーションなど英語が持つ特有の発話法を指導しています。英語の発話の特徴を理解することでリスニング力は向上できます。
さらに二次試験での面接の指導もしています。各級ごとにサンプル問題を用意していますので、実際に面接のシミュレーションをしながら、各問への解答方法をアドバイスし、スピーキングに慣れていただき自信を持って本番に臨んでいただけるよう丁寧に指導しています。
英検によく出る単語・熟語
英検対策の一部として、生徒さんから好評の各級の英検で頻出される単語・熟語のリストを配布しています。
これまでの実績
- 高校1年生 準1級合格
- 中学2年生 準2級合格
- 小学校6年生 5級合格
- 高校1年生 2級合格 など